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皆さんこんにちは!
坂本輪業、更新担当の中西です。
本日は第5回自動車整備雑学講座!
今回は、突然の故障の対処についてです。
突然のトラブル、焦らず対処するための知識を身につけよう!
車に乗っていると、突然のトラブルに出くわすことがありますよね。
エンジンがかからない、タイヤがパンクした…そんなとき、どうすればいいのか分からずに焦ってしまうことも。
でも大丈夫!
今回のシリーズでは、よくある車のトラブルとその応急処置方法について、分かりやすく解説します。
いざというときに役立つ知識を身につけて、安心してドライブを楽しみましょう!
エンジンがかからないとき
朝の通勤時や遠出の旅行中、いざ車を動かそうとしたらエンジンがかからない…そんな経験、ありませんか?
突然のトラブルに驚くかもしれませんが、原因を冷静に考えれば意外と簡単に対処できることもあります。
ここでは、エンジンがかからない主な原因と応急処置について詳しくご紹介します。
1. 考えられる原因
エンジンがかからない場合、以下のような原因が考えられます。
バッテリー上がり
エンジンがかからないトラブルの中で最も多い原因です。
特に寒い冬や、ヘッドライトや室内灯をつけっぱなしにしてしまった場合に起こりやすいです。
燃料切れ
シンプルですが意外と多いのが、このケース。
「まだ走れる」と思っていたら、予想以上に燃料が減っていたということも。
燃料メーターを確認しましょう。
2. 応急処置方法:ジャンプスタートのやり方
エンジンがかからない原因がバッテリー上がりの場合、ジャンプスタートケーブルを使えば応急処置ができます。
以下の手順で試してみましょう。
ジャンプスタートケーブルを用意する
ケーブルはカー用品店やホームセンターで購入できます。
トランクや後部座席に常備しておくと安心です。
助けてもらえる車を探す
近くにいる別の車のドライバーにお願いして、電力を分けてもらいましょう。
接続方法
– 赤いケーブルを「上がったバッテリー」と「助ける側のバッテリー」のプラス端子に接続。
– 黒いケーブルを「助ける側のバッテリーのマイナス端子」と「上がった車のエンジンブロック(金属部分)」に接続します。
エンジンをかける
助ける側の車を先に始動させてから、上がった車のエンジンを試してみましょう。
エンジンがかかれば、ケーブルを取り外して完了です!
3. 応急処置後の注意点
ジャンプスタートでエンジンが復活したら、できるだけ早く整備工場やカーショップでバッテリーの状態をチェックしてもらいましょう。
バッテリーが劣化している場合は交換が必要です。
また、燃料切れの場合は最寄りのガソリンスタンドで燃料を補充して、燃料計が正常に動くか確認してください。
タイヤがパンクしたらどうする?
走行中に「ドン!」という音がしてタイヤがパンクした経験、ありますか?
タイヤのトラブルは突然起こることが多いですが、事前に応急処置の手順を知っておくことで、焦らずに対応できます。
1. 応急処置の流れ
安全な場所に車を停める
パンクに気づいたら、まずは安全な場所に停車しましょう。
高速道路の場合はハザードランプを点灯させて、路肩や非常停車帯に車を移動します。
三角表示板を設置し、後続車に注意喚起を行いましょう。
車載工具を準備する
ほとんどの車には、スペアタイヤやジャッキ、レンチが備え付けられています。
まずはそれらを取り出しましょう。
スペアタイヤに交換する
– ジャッキを使って車を持ち上げ、パンクしたタイヤのナットを外します。
– パンクしたタイヤを取り外し、スペアタイヤを取り付けます。
– ナットをしっかり締め直したら、ジャッキを下ろして交換完了です。
2. スペアタイヤの注意点
スペアタイヤはあくまで一時的な使用を前提としているため、交換後は速やかに整備工場に行き、正式な修理やタイヤ交換を受けましょう。
また、スペアタイヤ自体も定期的に点検しておくことが大切です。
古くなったスペアタイヤでは十分な性能を発揮できないことがあります。
3. 最近の便利アイテム:パンク修理キット
最近では、パンク修理キットを車に備え付けている場合もあります。
修理キットを使えばスペアタイヤを使わずに応急処置が可能です。
ただし、こちらも完全な修理ではないため、後でしっかりと整備工場で点検を受けましょう。
以上、第5回自動車整備雑学講座でした!
次回の第6回もお楽しみに!